福岡市早良区 歯科医院の床上げ工事が始まりました。
床上げをおこなう前に、床下となる部分の配管・配線工事を行います。
床上げ工事
配管や配線に必要なスペースを床下に確保した後、床上げを行います。
新しい床が設定した高さになるように、基準となるレベルをレーザー墨出し器などの機材を使って水平位置を確認し作業を行います。
この作業は、床の高さを決める大切な工程です。
床1層目:パーティクルボード(20mm)
床上げの土台となるのは、『パーティクルボード』という厚みのあるパネルです。
診察ユニット(患者さんが座る診察用の台)は1台200kg以上あるため、床下にはしっかりと補強を入れます。
床2層目:合板(12mm)
パーティクルボードを施工した上から12mmの合板を張ります。
床3層目:T1合板(12mm)
さらに、その上から12mm耐水性のある合板を張っていきます。
3層目の合板を施工中。
りゃんこ張り(同じ寸法のものを、一定にずらして張る方法)で施工しています。
1層目(パーティクルボード 20mm)→2層目(構造用合板 12mm)→3層目(耐水性合板 12mm)
この工程の後は2度目の墨出し作業です。
墨出し(第2回目)
第2回目の墨出し作業です。
『トランシット』という測量機器を用いて、鉛直角を精密に測定しながら地墨をうちます。
墨出し作業終了!
これより、地墨に合わせて壁を施工していきます。
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