地盤調査とは
地盤調査は土の硬軟や締まり具合の判定、軟弱地盤の層厚確認など、地盤が構造物を安全に支持できるかどうかを技術的に測定します。
一般的な地盤調査に、「スウェーデン式サウンディング試験」があります。
スウェーデン式サウンディング試験とは
100kgのおもりの力で、ねじ状(スクリュー)になった先端部を回転させながら地面にねじ込んで、そのときの半回転数(25cmねじ込むのに何回転したか)を測定して地盤の固さを調べるものです。
柔らかい地盤ほど簡単に貫入できるので、回転数が少なくなり、固い地盤ほど回転数が多くなります。
軟弱地盤であることがわかれば、地盤補強工事が必要となります。
地盤補強工事(ピュアパイル工法)
地盤調査の結果、軟弱地盤であることが分かれば、建物の地盤沈下を防ぐために、補強工事が必要となります。
調査結果に基づいて適切な地盤補強工事を行います。
ピュアパイル工法とは
ピュアパイル工法とは、セメントミルクを地中でそのまま杭状に固化させるため、地盤種別によらず、高品質で高支持力を発揮する安心確実の戸建て住宅用の杭状地盤補強工法です。
※画像出典:ピュアパイル工法「普及振興会HP」より
ピュアパイル工法の特長
- 円錐型(とがった)掘削ヘッドを装着した掘削ロッドで、地盤を側方に押し広げながら支持深度まで掘削し、セメントミルクと置換することにより杭状柱体を築造します。
- セメントミルクと地盤を撹拌(かくはん)混合しないため、柱状柱体の品質は土質の影響を全く受けません。だから、どんな地盤でも高強度・高品質を安定して発揮します。
- 施工法の原理から地盤を緩めないため、鉛直支持力が大きい。
- 腐植土地盤にも施工が可能。
- スパイラルロッドを使用することにより、砂質地盤での屈進性能が向上します。
- ストレートロッドには排土機構がないため、発生残土がほとんどありません。
- 設計杭径は20cmのみ(比較的小径)であり、従来の柱状改良工法より多数の杭状柱体で建物荷重を より分散して支持するため、安心安全です。
- 柱状改良工法よりも、低コストでの施工が可能です。
地盤補強工事(ピュアパイル工法)工程写真
材料搬入
施工状況
今回ピュアパイル工法で52箇所の地盤改良を実施させていただきました。
20年の地盤保証も発行いたします。
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