リフォームのポイント
既設の和室を解体撤去し、真壁(柱が表しの壁)から大壁(柱が見えない壁)に仕上げることで、モダンで明るい和室空間へと生まれ変わりました。
・工期:3週間 ・所在地:福岡市博多区 ・建物:木造2階建て
ご要望
暗い雰囲気の和室空間を明るくしたい。
床間は壁掛けTVと可動棚へ
before
既設の和室は、床間や書院などがある純和風の和室でした。
※書院とは、床間の横(屋外に近い側)に設けられる出窓のような座敷飾りのことです。
after
TVを壁掛けとし、配線は露出しないように壁の裏側で収めました。両サイドの棚は可動棚になっています♪
可動棚の棚柱(レール)は壁紙と同じホワイト色です。レールが目立たず壁との一体感が生まれます。
「真壁(しんかべ)」を「大壁(おおかべ)」に
before「真壁」
真壁(しんかべ)とは、構造体の柱(木材)が表面に表れている壁のことをいいます。
after「大壁」
大壁(おおかべ)とは、柱が見えないように壁を柱の外側で仕上げます。
高さ「1.8mの襖」から「2mの建具」へ
before
既設の建具は「高さ1.8m」の襖(ふすま)でした。
after
開口部分を広めに解体して、「高さ2m」の引き戸や両開きの収納建具を施工しました。元々の天井高が2.6mあったので、建具の高さを広げることで開放感が増しました。
広縁(ひろえん)部分には新たに収納スペースを施工
※広縁(ひろえん)とは幅の広い縁側のことです。
before
床間横の書院が広縁側に飛び出している状態で、奥の部分がデッドスペースに。
after
収納スペースを施工することで、デッドスペースを有効に活用♪
間仕切りがなくなり空間が広く感じられるように
before
after
間仕切りの障子がなくなり、開口部が広がったことで外からの光が室内の奥まで届くようになりました。障子があった敷居の部分もフロアを伸ばし、高さ調整をして畳とフラットになるように仕上げました。
市松模様が美しい半畳サイズの和紙畳
before
既存の畳は1畳サイズのヘリ付き畳でした。
after
市松模様が美しい半畳サイズの色鮮やかな和紙畳です。
- 畳:ダイケン健やかおもて(青磁色(せいじいろ))
before
after
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